ひがし

すばらしき世界のひがしのネタバレレビュー・内容・結末

すばらしき世界(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

すぐ怒るやんこの人怖いなあって思ってたけど、
だんだん何でもかんでも怒ってるわけではないって気がついて、
素直でまっすぐで曲がったことが許せないんだ
って奥さんに言われてなるほどな、と

更生しようとしているし、
頭にくるとすぐに限度を超えてしまう、そしてそれが制御できないってわかってても
若者を殴り続ける姿も本当の彼で
簡単に理解なんかできない二面性というものなのかと、、、

家電と家具が全部中古で古いリサイクルなのに
就職祝いで新品のピカピカの黄色い自転車(しかもママチャリじゃないおしゃれなやつ)を貰ってくるくるまわってる時はボロボロないてしまった

さいごのカーテンが揺れ続ける描写印象的でした

あと市役所の人めっちゃよかった

追記
私も最後、すばらしき世界ってタイトル出た時はうわぁそんなこと言う、、、?泣
ってなってたけど、レビューで
こんな冷たい社会だけど、三上は確かに小さな人の繋がりと優しさでなんとかここまでこれたのでは?と言う意見もありなるほどと、、、、、

施設の人を殴りそうになった時
お世話になった人の顔を浮かべてやめたとするならば
最後にコスモスを嗅いだ時も、
母親に捨てられたことではなく、
更生のために力になってくれた人を思いながら生涯を遂げることができたのなら
素晴らしき世界ではあったのかもしれない、、
、、、、
ひがし

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