とりあえず、この手の社会派テーマ多すぎ。また社会派かよと思った。
万引き家族に出来損ないのジョーカーをブレンドしたような話だった。
脚本、編集、演出がしつこくて白けるんですね。(全てではないが)
40分くらいでお腹いっぱい。
社会の息苦しさを訴えるシーンや台詞多すぎる。実話や原作ベース、設定が災いしてるのだろうが、説教的な台詞や説明が多い。
色んなキャラが出てくるわりに、彼らとの関係性の描写が弱い。(奥さんとか..)
その結果、周りの人間が非現実的で嘘くさい。リアルな設定だから、なお厳しい。
出会って数日、元ヤクザ元殺人犯に怒鳴られているのに関わらず、より優しくなっていく周りの人間達に不審感を禁じ得ない。
役所こうじが何度も恫喝するのだけど、顔面に寄ったカメラワーク、基本大声ブチ切れ等しつこく感じましたね。
悪いとこばっか書きましたが、
役者さんの演技の良さ、
笑えるシーンが序盤に関しては、てんこ盛りで、西川監督の良さを感じましたよ。
でも、この映画は永い言い訳のような興味深いヒューマンドラマではなかったです。
余談ですが、
今にも心筋梗塞になりかねん、高血圧のオッサンはサッカーできんだろ。
サッカーってかなりしんどいスポーツだぞw
あと、木造ボロアパートで熱唱してんじゃねえよ
役所こうじキレた原因ですよね。
弁護士夫婦表に出して叱っていただけませんかね。
