すばらしき世界の次郎のレビュー・感想・評価

西川美和最高傑作との呼び声高いけど期待値を上げすぎた分、ガッカリも大きかった。（「永い言い訳」と「ゆれる」はなおマン次郎人生ベストに入るレベルなのですが）こんなチープなショット撮る人だったっけ？って思う場面が多々。意味のない空撮なんてやらないで欲しい。三上のすばらしき友人たちが、彼に社会での生き方を優しく指南するシーンがあまりにしんどかった、あれを淡々と描けるのが西川美和の凄み。