役所広司は毎回本当にこの映画を見てよかったって思わせてくれる演技で心打たれる
思っとったより重すぎず、でも終盤になるにつれてちゃんとタイトルの意味をしみじみと感じられてめちゃくちゃ好きな映画になった
普通の人もそうじゃない人も生きづらい世界だから、ちょっと道を外した人を見ると許せないっていうのもすごい刺さった
もっといい加減でいい、受け流す、聞こえない、見ない、必要なものだけ、逃げることは敗北じゃない
間違いを犯してしまっても、手を差し伸べてくれる人たちが少なからずおって、その人たちのためにもちゃんとしようと思えるし、やっぱり自分のそういう姿勢を見てくれとる人たちがちゃんとおるって改めて感じた
応援してくれるし、一緒に喜んでくれて、悲しんでくれる、それだけでじゅうぶん幸せ
