すばらしき世界の映画見る用アカウントのレビュー・感想・評価

迫真の一言に尽きる作品。
周りと合わせて本心を押し殺すことは必ずしも正しいわけではないのに、生きるには迎合するしかないことの難しさを感じる。ただ自分を押し殺せない人が怖いと感じるのもまた事実。実際自分もこの映画を見ているときいつ三上の我慢が限界に達するかとハラハラする瞬間もあった。社会的に生きるってこんなに大変なんだなと改めて気づかされた。
そして三上のように自分を偽った瞬間に生きていられなくなる人も沢山いるんだろうなと思うと切ない。