このレビューはネタバレを含みます
ずっと観たくて期待しすぎてたのかも
巨大な台座に置かれた食事が上層階から順番に運ばれてくる施設。
上層階であればある程度綺麗な状態の食事を食べられるが、下層階では上の人達の残飯しか食べられないし食べ物が残っているとも限らず、待ち受けているのは飢えや争い。
そんな仕組みに抗議すべく立ち上がる主人公…
設定も良いしまあそれなりに面白いんだけど後半フワ〜っとしてしまった感
結局施設の目的がよく分からない、刑務所的な感じなのかと思ったらそうでもないし、自ら志願して入る人もいたり、人によって入所期間が違ったり、ここを出れば認定書？が貰えたり…外の世界でどういう位置付けの施設とされてるのか気になった。
いろいろ解説読んだけど個人的にはあんまり納得いってない、ドン・キホーテや聖書の内容を理解しているとまた面白みも増すのかも。
縦版スノーピアサーとか貧富の差が〜とかって言ってる人が居たけど、こちらは1ヶ月置きに階層も入れ替わるわけで、元の貧富の差に関係なく運次第で上にも下にもなるのでそれとはちょっと違うと思った。
うばい合えば足らぬ、わけ合えば余るって相田みつをが言ってた。まあそんな感じの映画だった、余らなかったけど。
