このレビューはネタバレを含みます
シチュエーションにすごく惹かれた
豪華な料理だけどテーブルに乗ると美味しそうに見えなかったのは料理として楽しむ余裕などなく糧としか見えていない主人たちの心理的なものが反映されてるのかな？
物語後半のテーブルに乗り最下層を目指す様子はエレベーターのように各階層の様子が描かれいてまさに地獄のような社会の縮図のよう
階層の上下で態度がはっきり分かれていたり、自分の勝手な目標に対して協力しなかったといって問答無用で相手を攻撃したり、色んな要素で色んな角度から社会問題を想起させる映画だった
ラストも特にそうだけど見終わった後に謎が残る
殺人は自殺者が出るようなかなりえぐい事をやってるのに被験者(?)に対して好きな料理を事前に聞いてたり、意味があるのか分からないけどアレルギーを聞いてたり、料理を綺麗に盛り付けて並べていたり、料理に対しての異常にこだわりや被験者(?)に対しての異常な配慮にサイコパス的な恐怖を感じた
