スリラー/SF…んー…資本主義の構造社会を描く風刺SFホラーにみえました。
人には善悪の面、そして、大部分を占めるグレーの面があります。
だから、殺伐とした面ばかりではないと思いますが、戒めとして受け止めたいなと思いました。
それに、資本主義の上下はお金（映画だと豊かな暮らし、食べ物）ですが、、
幸せの上下を決めつけているのはそれぞれの人の心の豊かさであって、
自分自身が幸せと感じていれば食べ残しだろうがつばを吐きかけられる資本の底辺にいようが心は満たされます。
まぁ、そう言えるのは日本という映画でいう１００〜４０層くらいで大半が生活できる日本に住んでいるからであって、その暮らしを知ってから階層を落とされたら…衣、食、住が本当にままならない暮らしをすることになったら心も荒み、こんな考えも浮かばなくなるのでしょうが…。
人の醜い面から社会構造の歪さと向き合わされる、気持ち悪いと感じる映画でした。
考えさせられるという意味では良い映画ですが、耐性ない人には観るのは無理な気がします(；・∀・)
