銘茶

ゲンスブールと女たちの銘茶のネタバレレビュー・内容・結末

ゲンスブールと女たち(2010年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

不細工かつユダヤ人という恋愛市場において超絶重いハンデを背負いながらも数々の美女と浮名を流したフランスのピアニスト ゲンスブールの実話を基にしたストーリー。ずば抜けた才能があれば外見は関係ない……とは言いますが、その才能を持って生まれることの方がよっぽど難しいですよね。あと劇中でゲンスブールが弾く曲はおそらく全て実在する曲なのでしょうが、今聴いても素晴らしい楽曲ばかりでした。これを機に昔のフランス歌謡曲も開拓してみたいです。あと、折に触れて現れるゲンスブールの心情を具現化したキャラクターがその外見とは裏腹にとても愛らしかったです。彼の心情を観客に自然に伝えられる秀逸な演出だったと思います。
銘茶

銘茶