まの

弥生、三月-君を愛した30年-のまののレビュー・感想・評価

2.8
高校時代から30年に渡り思い続けてた弥生と太郎の物語。

高校の頃の淡い想いは中々告白出来ず、お互い距離が出来ると疎遠になるのも仕方ない。そんな中お互いの人生が始まるが色んな分岐点で、先ず相手の事が頭をよぎるんだろうなぁ。
大人になればなるほど、お互いの人生が複雑になればなるほど、余計自分の気持ちを言えない辛さは分かりました。

ただ、最近の映画って本当に作品の途中で3.11の震災を織り込み、そこから人生が変わるとか、人生を見つめ直すと言う感じが多いと思うのは私だけでしょうか。
震災を織り込むなら、もっと震災を中心にすべきだし、中心にしないで震災を話の内容に織り込まれると、正直「またかぁ」って思ってしまいます。

各年の桜は本当に綺麗でしたが、ラストの手を繋いで歌うシーン、要ります?
私はあれで「がっくり」きましたけど。小学校の発表会みたいで(なんか辛口ですみません)。
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