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弥生、三月-君を愛した30年-のメガメガのレビュー・感想・評価

3.6
高校時代に共通の親友を亡くした弥生と太郎は実は互いに想いを寄せ合っていたが、すれ違いが続き、なかなかその気持ちを伝えられずにいた…。
あらすじはこんな感じですかね。
この作品を通して感じたのは、恋の駆け引きがいかに難しいか、気持ちをはっきりと伝えることがいかに大切さか、です(笑)
学生時代から、物事に白黒をつけようとする性格の弥生でも、自身の恋心はなかなか明かせなかったり、太郎は太郎で、自分の気持ちに嘘をついてまで別の人と結婚してしまいます。
バスでの追いつ追われつ、電車のドアが閉まる直前に飛び出すシーンはそれぞれ、もどかしい気持ち・決心する気持ちを対照的に描いていたんだとは思いますが、ちょっと無理矢理な感じがしました。
毎年来たる三月を、日めくりカレンダーのごとく写してたのも若干のくどさを感じたので、そこら辺の情景描写がもっと自然にされていれば良かったな〜と思います。
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