本当の僕を教えてのシュリのネタバレレビュー・内容・結末

18歳の時に事故で記憶を無くしたアレックスと、双子の兄弟のマーカス。
ほぼ2人の正面からの語りと映像、写真で構成されているドキュメンタリー。

『アレックスは事故で記憶を無くしたけど、僕は自分で無くした』
マーカスは全部、50代になった今でも覚えてる。でもアレックスに真実は語れなかった。きっと話す機会なんていくらでもあったけど、彼は自分だけ苦しむ事に決めた。
ずっと一緒に育ってきて一緒に苦しんだ双子に嘘をつくの、すごく葛藤があっただろうな。
そして母が亡くなってからあの写真をアレックスが見てしまった時の彼の気持ちを思うと辛い。

フィクションであってほしかった。