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海辺のエトランゼのあのネタバレレビュー・内容・結末

海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

こういう同性愛を明確に描いたアニメ映画はめちゃくちゃ少ないのですごい貴重な作品だと思いました。

ただ、場面転換がかなり荒いぶつ切りで、キャラクターの行動が理解できないところが結構多かったです。
というか、登場するキャラクターたちにあまり魅力を感じませんでした。どっちかっていうと見ててイライラするようなキャラクターばかりでしんどかったです。
特に主人公の元許嫁が本当にウザすぎて途中で見るのやめたくなるレベルでした。こういうBLやGLアニメに出てくる主人公やその恋人に執着するタイプのノンケキャラって誰得なんですかね?原作があるかはわかりませんが、なんかその元許嫁キャラのセリフや行動から、作者の自己投影キャラなのかなって感じてしまって無理よりの無理でした。
もっと主役二人の会話や行動にフォーカスして物語を展開したほうがいいと思いました。

最後のほうの主人公と元許嫁のキスを止める展開が一番謎で、普通に止めりゃいいのになんでわざわざキスしたのかが本当に意味不明で渇いた笑いしか出ませんでした。
後半ほぼ飛ばして見たのでアレですが、脚本の雑さ荒さがかなり目立った作品だと思います。中途半端というか、何も心に残りませんでした。
キャストの演技は良かったと思います。
ただそれ以外が……って感じです。
あ