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コンフィデンスマンJP プリンセス編のyumaのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

コンフィデンスマンjpの良いところは、見てて「どんなトリックがあるのかな??」とか、「えっそんな騙し方なんかある!?」とかそういうワクワクドキドキムラムラペロペロしたくなるような感情が起きるところなのに、今回はほとんどそれがなかったです。

逆にこの映画の良いところは、今までの手法と違うけど、コンフィデンスマンjpの設定がある程度理解されてるから、かつ映画だからできることを上手にやったところだと思います。
今回はあからさまに泣かせにきてたり、展開がひっくり返るようなトリックはなく、物語が潤滑に進むように油のように注がれた、申し訳なさそうなトリックを少々ふりかけてるだけでした。だから、ほんとに感動シンデレラストーリーに全振りした感じです。

だからといって今回は全く面白くないのかと言われると、それは全く違います。登場人物のコミカルなやりとりはあるし、長澤まさみは可愛いし、なんと言っても超良い話。今、泣かせにいってますよってシーンがあからさますぎて笑っちゃったけど、あれがもうちょっと控えめだったら全然号泣してました。多分。


ここから少し話は変わります。
ダー子のお笑い節がやっぱり映画だと少なくなっちゃうよね涙 今回はほとんど”私がお母さんですよ”って顔してるから、ダー子のはっちゃけ姿が少なくてちょっと残念。

こっくりがそのまま姫になるのも分かったし、暗殺人をすり替えてるのも、はんこをすり替えてるのも分かったけど、唯一竹内さんの手紙は全く分からなかったです。そんな偶然あるかな?とか思ってたけど、偶然じゃないのか。ダー子、ほんまに天才やな。

ミシェルがいない存在にするっていう案がダー子発案っていう展開にするのもお洒落っていうか、スマートっていうか。めっちゃかっこよかったです!!
結局この映画の1番のコンフィデンスマンはおじいちゃんだったのね!こんなところに壮大なトリックが!!

会長が可愛く見えてきました笑 ダー子たちのことほんま好きやなぁ。泣いてたしなぁ。

ロマンス編のときも書いたけど、春馬くんも竹内さんもめっちゃいい感じだったから、もっと見たかったです。ほんとに。ほんとゆっくり休んでください。

とうとうここまで来ちゃったか涙 2日間でここまで辿り着いたけど、もうコンフィデンスマンの虜になっちゃいました。あと、英雄編見て終わりなんかぁぁ。もう1作、2作3作どんどん作ってほしいなぁ。願ってます!!
絶対映画館で英雄編見るぞ!!
英雄編で会いましょう!!
yuma

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