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コンフィデンスマンJP プリンセス編のみのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

今回も最高でした!!!!!!

ネタバレを含んだ感想述べるのでまだ観てない方は要注意⚠︎


まず、今まで散々騙されてきたから今回は騙されないぞ!って心意気で観に行ったのに結局騙されて終わった。し、結局ダー子たちはお金を手に入れてないのすごくない?!?!

コンフィデンスマンJPは詐欺師の話だから全部嘘なんだろうなってここは多分計算してやってる!ここも計画通りだろ!ってありとあらゆるシーン、ダー子たちの言動を疑いながら見てしまうところはあるのだけど、そこがまた楽しい!!最初に書いた通り、まあ騙されたのだけど..それがまた気持ちよくて、騙されたー!って笑っちゃうんだよね。騙されたのにこんなにすっきり爽快感味わえるなんてこの作品だけだよ!!


序盤こっくりの初登場シーン、通りすがりの男性から財布をすったのを受け取るところ。わたしは完全にめちゃくちゃ勇気のある良い子なのでは?って思ったらまさかの詐欺の加担で解釈違いしてたのひとりでめちゃくちゃ恥ずかしくなった(笑)
そして何がすごいってこっくりがめちゃくちゃかわいい!!こんなかわいい子がいたんか!!ってびっくりした。そりゃあプリンセスよ!!プリンセスって感じのかわいさよ!!!今まで彼女を知らなかったのも申し訳ない気持ちになったし、劇中で次男のアンドリューが「シンデレラの登場だ!」みたいなこと言ってたけどまさにシンデレラガール。

こっくりは育った環境のせい(?)おかげ(?)で怖いもの知らずだからおねえさまたちから嫌がらせを受けてもめげないし逃げ出さない。強い子だし本当に心が優しくて爆弾を巻き付けたおじさんにも心の底から思った言葉をかけてあげてるのがよくわかってぼろっぼろに泣いた。おじさんもあの場にいた全員も救われた素敵なシーンだったからぼろっぼろに泣く覚悟で観た方がいいシーンである。
そして、おねえさまには捨てられていた美しい似顔絵を、長男のおにいさまにはカブトムシ(?)クワガタ(?)を、次男のおにいさまには優しい言葉を。こっくりとダー子がそれぞれの部屋を訪れたときにこっくりが熱心に見ていたものたちはここで活かされ、観ている私たちですら驚かされた。もうこの時点でこっくりは十分に当主として相応しい人間だった。

そして、こっくりが当主となることを確信し、後押ししたダー子。ダー子にはすべてお見通しだな〜〜〜!そのうえ用意周到、何もかもが抜かりない。ジェシーすらこちら側に引き込んでしまう、ほんとすごいと思う、ダー子。

赤星が3人+五十嵐が死んだと思ってちょっぴり涙するシーン、赤星にも人間の心があるんだな、となんか感動してしまった。そのあとダー子たちはそれをネタにして笑ってたけど(笑)

最後、ミシェルフウがでっち上げの人物だってネタバレは最高オブ最高。まじかいな!!だったしそういうオチは誰も嫌な気持ちにならないから最高だよ!!!!!



デヴィ夫人やGACKTが登場することによって作品にさらに華やかさが増してたと思うし、彼らがセレブという共通認識が私たちにはあるから、お金持ち・セレブが集う舞台という印象を植え付けられてたな、と観た後に思った。そこがコンフィデンスマンJPという作品のすごいところのひとつでもある。
コンフィデンスマンJPは評判もいいしファンも多いから豪華な俳優さんたちがちょっとしたシーンでも出てくれるのだろうけど、あれだけの実力派俳優を集められるのもすごいし、東出はおいておいて、基本的に世間の好感度が高い俳優さんを使ってるから見てて楽しい。
あと、日本の映画はお金がかかってないってよく言われるし、その通りだと思うけどコンフィデンスマンJPはお金かかってるな!って誰もが思うくらい海外ロケしたり、小道具や建物も毎回お金がかかっててコンフィデンスマンの世界に思いっきり入り込めるのが最高。
キャストの方々も舞台、世界観も全部見応えある。


あと最後に蒲田行進曲の階段落ちのシーンのパロディがあって個人的には一番そこが胸アツでした...


あんなことがあったけどジェシーはやっぱり最高にカッコよくて魅力的でどんな女性も惚れてしまうくらい天才恋愛詐欺師でした!韓国語も披露してくれて、金髪頭で微笑みながら雑誌に載ってるジェシー、そりゃあ好きになってしまうわ!!誰もが見惚れてしまうキラッキラの笑顔を、自信満々のナルシストっぷりを、華麗なダンスを、出番はそこまで多くはなかったけど一生記憶に残るような輝く姿を魅せてくれてありがとうございました!!



またコンフィデンスマンの世界に誘われたい気持ち!!
み