いや!いやいやいや!語りきれん!!
映画、漫画、音楽、小説、ゲームなどを消費し、演劇、アートギャラリー、個展などに足を運ぶなど、おいそれとそこら辺に居ないような2人が偶然出会い結ばれてしまうのは中々に気味が悪かった。
そんなカルチャーお化けの2人に圧倒されつつも、仕事が生きがいになった人を見る悲しさと、"あの頃"の尊さとを感じさせてくれる作品でした。
あと、麦さんの本棚が大友克洋「童夢」など(他忘れた)ラインナップがある意味"ちゃんとし過ぎだろ"って感じて、『それはお前、「ショーシャンク」好きって言ってたリーマンと変わらんぞ』と心の中で思ってしまう。
音楽も同様に、それなりに真っ当なポップスを聴いているようで、上っ面感が無いとは言えないが、とはいえ作品のクオリティ的には満足。
(ちなみにその後「ゴールデンカムイ」と「宝石の国」を読んでいて、さすがにミーハー過ぎるだろ、と引いてしまいました)
劇中で亡くなった二人ですが、全然そんな事ないと思いつつ、雨宮まみさんと今井洋介さんがハッと思い浮かんでしまいました。