レッドメイン

花束みたいな恋をしたのレッドメインのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.5
リアルすぎるし生々しい。

カップルで観ると気まずくなるって聞くけど、むしろカップルで観るべき映画な気がする。

お互いがサブカル好きで、これ以上にない運命の出会い。
日々幸せな生活で一生飽きることがないとお互いが思っていた。
環境の変化と共に相手に対しての感情が一切なくなる。
最後は笑顔でお別れ。

前半は顔面最強幸せカップルの惚れシーンをただただ、笑顔で観てました。

麦が仕事を始めると、仕事の忙しさや、ストレスが溜まり、絹に当たってしまう。

そこからザすれ違いがって感じのすれ違いが続く。

笑顔で別れるつもりが、いつものファミレスで5年前の自分たちのようなカップルと偶然にも遭遇してしまい、感情が溢れて二人とも泣いてしまう。このシーンはもしかして麦と絹が付き合う前のファミレスのシーンで、終わりを迎えたカップルが伏線的に写ってたりするのかな!?

別れてからの3ヶ月は会話も増えてとても楽しそうに見えました。別れたからこそ吹っ切れたものがあったんだろうな、、。

最後もお互いが違う恋人とデート中に手を挙げ合うシーンうるっときました。
お互いが後悔ない別れ方ができたのかな、。

どんな仲の良い友達でも一生好きでいられることなんてないし、嫌いになることだって勿論ある。
友達なら一旦距離を置けばいいけど、彼女、彼氏となるとまず先に「別れよう」という言葉が出てしまう。

付き合う前に、うまくいかないことや、嫌いになること、すれ違うことがあって当たり前と割り切れれば長続きできるのかなと感じますね。

結局相手に対しての思いやりだね!
どんなに自分がキツいときでも、相手に思いやりを持って接する。

自分も今後就職でやりたくないことはやりたくないって貫ける選び方をしたいです。

2014年のブラジルワールドカップでブラジルがドイツに大敗したときのブラジル人に比べれば自分なんて全然まし!!

キノコ帝国の活動休止をこの映画で知りました。笑笑