ひさびさに、エンドロールが終わっても席からしばらく立てなかった。
ララランド状態とでもいうのかな。
最近の映画館あるあるで、見飽きるくらい予告をみた今作品。
また、ラブストーリーね、と思っていたが、評判が…特に同じ輩の評判がどうかしてるので、心を決めて鑑賞。
やられました。
以下、言いたいことがいっぱいあるのでネタバレあり
ストーリーは割愛しますが、冒頭のミイラ展から、もうね。
俺か、と。
大学とかバイトとか、映画とか先輩の写真展とか、友達がやったクラブイベントとか(いや、そんなシーンなかったか)
演劇サークルとか(いや、そんなシーンなかったか)
何かになりたくて、
何かにしばられたくなて、
本棚でモテようと、オレ色の本棚作って、スケッチブックにコピックで絵を描いて。終電逃して、カラオケ行って、始発で帰ってまた、寝る。
しかも、ガスタンク写真に撮りに行ってたし(横浜ですが)
やはり、俺か。
また、演出も細かくて、描写が妙にリアル。別れてからの方が笑顔が多くて、楽しそうとか、そんなリアル描写はやめてくれ、痛すぎる。
映画ならフィクションらしく、皿でも投げて別れてくれた方が本当にいいのに…そうじゃない。
自分も、仕事が忙しなって何もできなくなったこともあったな。
ちょうどクーリンチェやってた時で、俺も観てないし。
麦じゃないか。
でも。
おちこんだりもしたけれど、
いまは、適度にサブカルチャー摂取してて、
わたしはげんきだし、これでいいのかな。
麦と絹の話はめっちゃしたいのですが、
それは、ファミレスで夜中までやったらすごく盛り上がりそう。
でもまぁ、客の立場でも同じけっかになったろうな。
でも、ひとつだけだんげんできるのは、奴らは8ヶ月後にヨリが戻る、に5億点。
今回は監督土屋裕泰、脚本坂本裕二に本当にやられました。
ただ、この作品俺みたいな、サブカルクソ野郎みたいなやつを殺しにくる系以外に
誰が得するんでしょうか。
実写映画を増産させる層かな。
レビューというか、
観た後に言いたいことでした。以上。