エモエモのエモだった。
これを観た人は、何かしら自分に重ねることになるだろうと思う。そして過去の恋愛を思い出すことになる。
多くのラブストーリーは「恋愛という夢」を描くものだけど、この作品は「恋愛という現実」を描く作品。
特にファミレスのシーンは、とても現実的な感情が伝わってくるし、泣くを通り越して苦虫を噛み殺したような表情になってしまった。
坂元裕二さんは、普通の人、そして普通であることのつらさ悲しさ、そして楽しさ、喜びを表現するのがとてもうまいと思う。
その普通さもまた共感してしまうポイントなんだろう。
今日は少し、昔のことを思い出しながら寝ようと思う。