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花束みたいな恋をしたのKOTAのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
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1人で見ました


saucy dogの煙の歌詞にある「私たちね、もう大人だからね好きなだけじゃ一緒に居られない」
が浮かびました。

とりあえず、映画の半券、本の栞にします。w

脚本の坂元裕二さんは2人の日記からお話を始めたと仰ってました。
物語も2人の日記を読んでいるように進んでいきました。


絵を描く麦、そんな麦の絵が好きな絹、
この幸せな時間をいつまでも続けたいその一心で麦は絵を諦め違う仕事で頑張るも、気づいた頃には絹と距離が生まれてしまい……


自分が何のために頑張っているのか、
誰のために頑張っているのか、
何で2人一緒にいなきゃ行けないのか、

お互いを見失ってしまうお話でした。


2015〜2020年のトレンドを忠実に細かく再現しており、素晴らしかったです。

Wiiがスイッチになったり、クマムシのあったかいんだからを歌ったり、、、


麦が言った2014年サッカーW杯のブラジル代表ジュリオ・セーザルが言った言葉「我々の歩んできた道は美しかった。だがあと一歩だった」
この言葉はとても奥深く感じました。


キラキラした恋愛じゃなくて、誰しも一度は経験がありそうな程度にリアルで、程よく甘くて程よく苦いのがとても良かったです。

男と女の描写がリアルで、
男は日々を思い出して別れたくない、
女はもう決心して揺るがない
これが描かれてました
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