坂本裕二さんの言葉遊び、人の見方、人生の捉え方、面白いよねやっぱり。
“出逢って、仲良くなって、一つ一つ相手のと距離が近くなって、相手との関係の中で今まで知らなかった世界を知れて…”この過程って本当に!!尊くて温かい。
わたしもその時期をこの映画で再体験できてとても幸せだったな…。
でもそれが、最終的パートナーでなければこの関係も徐々に色褪せて枯れてしまう。
人って、こうして距離が生まれていくんだなって。
どちらが悪いわけでもなく、人生で目指す、最終目的地が違っただけ。
だから成長の中で、関心ごとがお互いに変わっていって、交わる部分がなくなっていって、繋いでいたものがなくなってしまって。それってお互いが前に進んでるってことなのだけど、だからきっといいことなのだけど、やっぱり切ない。
でもそういう別れを、劇的に悲しいことにするのではなく、自然に受け止めていたところが、リアルで良かった。