花束みたいな恋をしたの月白のレビュー・感想・評価

偶然が重なりすぎてちょっと現実的ではなかったけど、些細な移り変わりがとてもリアルだった。社会に飲み込まれて行くに連れ変化していく。本人は気づかないけど、お互いに対しては気づいていて、変わってないと変わったのギャップが大きくなってしまってしんどいよね。

一緒にいると楽しくて、その先もこういうのがあるんじゃないかって思うと別れづらくて、それでも別れるという決断はすごく難しいと思う。デジャヴな風景をみて言葉なく泣いて別れたのは、やはりお互いの思考が当初と変わらず似ていたのかも。