令和のサブカル系カップルのラブ・ストーリー。
恋愛映画は苦手だけど、深夜のファミレスで聞くAwsome City Clubに心を掴まれ、それからはずっと、自分の物語のような近い友人の物語のような、そんな気持ちでのめり込んでしまった。
一緒に暮らしたらだれしもがああなるわけじゃない。
共通項の多い二人でも、暮らしの相性が合わなかっただけ。
「花束みたいな恋」というタイトルに、エンドロールを眺めながら思いを馳せました。
切なくて泣いてしまった。
「最近"じゃあ"の数が多いんだよ」の台詞が秀逸。
あと、悩んでる女の前にオダギリジョーが出てきたらそれは終わりの合図…。
2021,9