結局観に来ちゃったよ〜って気持ちで観はじめた。
あ〜いるいるこういうカップル。あ〜いるいるこういう大学生。の詰め合わせ。
それぞれのモノローグや息を合わせる演出は少し苦手だなと思った。若い痛々しさを出す為にそれも狙いだとは思う。(心の中ではみんなあんなものなのかな?)
しかも意外と文化が近いせいで余計にわかった。他の人の感想を聞きたくなるような映画。ただし、作品があまりにも現実に近いばかりに、口論にならないように。
何もかもお揃いで気が合うのは気持ち悪かったけれど、自分の知識に一定の自信があるようにみえる粋がった大学生は世の中にいっぱいいるわけで、それを共有できるのは気持ちいいのかな。
まぁ逆に言えば、意見が真逆だったり新しいことを知れる(自分の世界を広げられる)ことも、同時に尊いとは思うけれど。
でも、最後のシーンで自分たちより若い子たちを見て、まったくピュアな姿を見せつけられた時、あ〜あの痛々しく粋がっていた時代も尊くて、何もまちがっていなかったのかもしれないと思わされた。
まさに今の若者の恋愛。5年後には変わっているかもしれないけれど、何も飾らずにその様を一本の映画におさめることには意味があると思う。(個人的には親世代にも観てほしい)今の人たちはこんな恋愛してるんだなぁって。
あと、将来もすれないでずっと若い心でいたいと思った。