タナボタ

花束みたいな恋をしたのタナボタのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.8
東京に住む他人の人生の一部分の恋愛をのぞき見してるみたいで実際にこんなカップルいそうなリアリティがあった

地方出身の麦は、親から仕送りもらって所謂サブカルな世界に浸っていた訳で、仕送りを止められお金が必要になり、ファーストプライオリティが絹と一緒に生きていく事、つまりお金を稼ぐ事になってしまった、だからか結婚に拘っていたのかなと
東京の実家暮らしである絹は、ある程度裕福な家庭で育ち所謂サブカルな世界に自分の居場所をみつけ、性格的に反拝金主義なところがあり、お金よりも心を満たして欲しいタイプの人だったのかなと
でクライマックスとも言えるファミレスでの涙は二人は微妙に違う感情で泣いたんだと思った