だい

花束みたいな恋をしたのだいのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.0
2021/8/24

LRで別の曲というのは非常に共感
余談だが、私の好きな終わりなき旅のイントロがLとRと異なるので、片方ずつで分けて聴くと別の曲だと思う。

「始まりはいつも終わりの始まり」
終わりが別れとも結婚ともとれるが非常に的を射た表現だと感じた。
最初、二人の価値観は出会った瞬間から、同じスニーカーを履いているほどマッチしていたが、麦の仕事が始まると、そこにヒビがはいっていった。そのことを革靴とスニーカーのカットで表現しているのが上手かった。
麦と絹は互いに好きという気持ちは変わっていなかったものの、方向性の違いからすれ違いが増え、別れた。この映画を通して、恋愛、結婚、パートナーと共に生活をするということの難しさを感じた。


脚本は非常にささるものがあったが、有村架純と菅田将暉のどちらも何を演じても同じ役に見えるのが残念だった。よく言えば自然体の役を演じていたと言えるが、私的にはそれが嫌だった。二人のファンの方には申し訳ない。
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