先日ようやく観て、ここ最近で一番心をえぐられた映画。
#大豆田とわ子と三人の元夫 #カルテット を生み出した #坂元裕二 さんの脚本が本当に良すぎた。
カップル二人の生活が本当に自然で事実を淡々と描いているだけで、劇的な変化はないのに、小さなところからだんだんと、二人の間に価値観のズレが生じていって…
そのすれ違いが本当にリアルで、どっちの視点にもよりすぎず、何で別れないといけなかったのか、というところは具体的には描かれていなくて視聴者の想像に委ねる構造になってる。
その作り方が、
麦くんはもっとこうした方がよかった
絹ちゃんももっと大人になるべきだった
別れて正解だった
あともう数年してもう一度出会えたら良かった…
といった、観た人それぞれの恋愛観を語りたくなるような作品になってました。
あと台詞が本当によくて。
麦くん絹ちゃんそれぞれの台詞で男女の考えの違いも見えたり、逆にどっちにも共感できる台詞も多かったり。
別れを決意した時の話し方の微妙な違いや、その後クライマックスシーンでの台詞や演出…全部がとにかく良かった。(語彙力)
邦画苦手なんであんまり観ないよって人でも好きになれる作品な気がするので一度観てみてほしいです。
■花束みたいな恋をした
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