ナカムラ

花束みたいな恋をしたのナカムラのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
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あーあーだいぶやられた( ; ; )
就職したり、留学したり、地方へ行ったり
久々に会う友人と全然話が合わなくなってたりとか、
最近変わっていくことを実感することが多くて

それは置かれた環境や立場も違うから仕方ないことだし
私から見て変わってしまったように見える友人も
友人から見たら私が変わってしまったように見えるんだなと思うし(なに当たり前のこといってるんだか…)

変化ってなんでもないように見えてすごく大きくて、
何もないように見えて気づいた時にはもう遅いことを実感しているこの頃です…

そして社会に出るというのはやはり一つ大きな変化であるというのを就活をしていてなんとなく実感していたから余計、
あんなにきらきらして、眩しくて瑞々しかった麦くんが失われていってしまうのは結構しんどかった

んー、二人の選ぶ道や生き方はどちらもただしくてステキなものなのだけど
絹ちゃんは私は私をきちんと大切に守っていたのに
麦くんは自分の正解や価値観を押し付けていたのかな、そういうズレがすごくすごく寂しかったなあ

私自身はすごく変化に弱い人間なので
変わらないものはないのだよと分かっていても
やっぱり寂しくてずっと過去を取り出して縋ってしまうし受け入れられずに思考停止になってしまうから
離れていく二人が、きちんと向き合える強さがすげーってなってたけど
それでもこの二人があまりにお似合いで素敵すぎて終わらないで、、進まないで、、、となっていました( ; ; )

固有名詞オンパレードすぎて刺さる人にはものすごくものすごく刺さるだろうな

恋に限らず人の気持ちはナマモノだよね🥲
ナカムラ

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