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花束みたいな恋をしたのnonoのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

期待してたほどではなかった。
もっと泣けるのかと思った。
「切ないなぁ」くらいだった。
面白かったけど、あぁなるほどみたいな感じにもなった。
1番ラストのお互いが背中越しに手を振るシーン、個人的にすごく好き。
うわあ!!!!(泣)ってなった。
所々の細かい表現がいいなって思った。
お泊まりし始めたころのセックスばっかりしてたときのナレーションと映像の組み合わせとか、女の子に花の名前を聞いちゃダメだとか、恋愛には賞味期限があるだとか。
同棲し始めるとやっぱりセックスの頻度って下がるのかな?
レスになるのが多いのかな?
でもまぁこれはカップルによりけりってところではあるけどね……
結婚式のあとに別れ話をするシーン、付き合った思い出の場所でもあるファミレスでのシーンもすごくよかった。
途中で自分たちを彷彿とさせるような付き合う前?の男女がやってきて会話してるところを見て、自分たちと重ねてるところすごく感動した。
こっちまで悲しくなってきて泣いちゃった。

プロポーズは「じゃあ結婚しよう」じゃなくて、ちゃんと言われたいなって思った。

彼氏と2人でこの映画を観たんだけど、絹ちゃんが麦くんに「パン屋さんなくなっちゃった」って連絡をしたシーンで、麦くんが「駅前のパン屋さんで買えばいいじゃん」(うろ覚え)って返信したのを見て「そうじゃないんだよ!」って2人でなったのは良かった。
そこで、彼に「え、今のじゃだめなの?」とか言われたらため息ついてたかも。
あそこの正しい(と言っていいのかはわからないけれど)答え方は「そっか……寂しいね」とか「そっか、残念だね……」とかだと思う。
彼と意見が一致して嬉しかった。
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