1999

花束みたいな恋をしたの1999のレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
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これは良い意味で予告に裏切られた。
正直、坂本裕二脚本でオールクリーン!感動の純愛!みたいなのだったらどうしようみたいな気持ちがあって最初の方はかなりビビってたけど良かった。
お互いの心情のナレーションが進んでいくにつれて少しずつズレていく様は最高だった。
あと同じ部屋に居るのにお互いイヤホンしてたシーン、リアルすぎて大歓喜。
勿忘が世間で流れ過ぎててもう感動の渦!みたいなの想像してたから本編で一切使われてないの笑った、劇場では流れてたりしたんですか?
別れた後結局部屋見つからなくてしばらく一緒に住んでたのも良かった。
リアルすぎてケラケラ笑って少しした後に「いや、私もまるっきり花束みたいな恋してたやないかーい!」って気付いてめちゃくちゃ泣いた。
ラストシーンはちょっと男女差の皮肉効いてて良かった。
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