元彼には2種類いる
浮気されたり、結局好きになりきれてなかったり、
今考えても本当に別れてよかったと思う相手と、
大好きだったけどすれ違って、嫌いにならずに別れて、今もし結婚してたらどうだっただろう?って思う相手と。
後者の相手と付き合ってた時間がずっと頭をよぎり続ける、そんな話
あったなあー
就活に必死でほかに余裕がなくなってすれ違って別れちゃったあの人
社会人になって価値観が変わった気がして新しい環境が魅力的に思えて別れちゃったあの人
一時期あんなに家族よりなんでも私を知ってる人だったのに、もう人生で二度と関わることのない他人になること
元彼とばったり遭遇したけど、お互い気づいても無視するふりをしたこと
なんとなく思い出してネットで元彼のことを検索したこと、
見つかって誰に言うわけでもないのに1人で静かにテンションあがったこと
別れた後もその人と共有した一部分がもはや私の構成要素だとふと思い知ること
きっと麦は、あの広い部屋でパズドラやりながらバロンの温もりで絹をわりと長く引きずったんだろうな
絹はもう案外次の目星がついてる中での別れ話で、すぐ次の彼氏ができたんだろうな
麦と絹は、タメではなくて、年齢がお互いもっと適齢期だったら結婚してたと思う。麦が提案したようにきっと夫婦になれてたと思う。
学生の恋は結婚するには遠いんだよね。
苦しくても歩み寄ろうと思うより、まだこれ以上の次があると思えてしまう若さ。
結婚や子どもは、枷なんだなあ
良い意味でも悪い意味でも
枷があるからしんどくても相手に歩み寄ろうと思えるし
枷がないとこれまでの選択の結果の今を全肯定して踏ん張れない
自分の記憶を引き出される、
社会心理学の論文みたいな映画でした
私も元彼の誰かからこうやって思い出される相手の一人だったら。
よかったような、やっぱやなような