音

花束みたいな恋をしたの音のレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
2.8
多分恋愛したことある人しかわからないんだって思った。(好きな人いたことない)
なので、感情的に興味は持てなかったかもしれない。

映画を観て感じたことは、『育ってきた環境の違い』、『女性(脳)と男性(脳)の考え方の違い』が1番感じたかもしれない。

絹ちゃんは麦くんより裕福な環境で育ったんだなと感じた。多分麦くんにとっては、その絹ちゃんの価値観と離れてた。
営業職をしている麦くんは、本当に体力も精神もギリギリまで働く。その描写を見ると、(世の中の営業職の人の言う仕事の後のビールがうまいってそういうことか)と私は少しだけ勝手に納得した。多分注目するのはそこじゃない。
度々登場する絹ちゃんの脳内の独り言の声と麦くんの脳内の独り言の声。2人とも同じように1つのことを考えてるはずなのに、捉える場所角度全然違う。まるで、1つの窓から見える景色を2人で絵を描いてる時みたいに。多分2人とも違って見えてる。というか、この世の人が同じ風景には見えるわけがない。結局人だし価値観が違って当たり前。

恋愛感情持ったことない私だから感じることだと思うけど、最後の麦くんのシーンに何故か私はゾワっとした。どちらかと言うと気持ち悪いみたいな。
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