好きな映画か嫌いな映画かと言われれば嫌いだろう。昨夜ベイビーわるきゅーれ2べいびーずを観て、作中でめちゃくちゃこの映画が扱われていなければみなかったと思う。
前半の、二人の好きなものがぴったりと合う、生活に関する違和感一致する、そういう描写は何となく解像度が高いなと思うけれど（もはや一周回って解像度低くすら感じる）、後半のふたりがすれ違っていくさまは、（特に菅田将暉の描写）すごく解像度が落ちる感じがする。
方向性が180度違う映画で比べるのも変かもしれないが、これみて別れるカップルが続出する！という観点ならバービー見て破局する方が納得できる。
悪い映画ではなかったのだろうが、人に勧めることはないだろう。ここ数年の作品で『花束みたいな恋をした』みたいな別れ方、と言った比喩表現をよく見かけるので、それを真に理解出来たという意味では、いい経験値かも。
あと、菅田将暉の父親の長岡出身描写、あれはどうした。柿の種と長岡花火画面に入れておけば新潟出身になると思うなよ！笑
