にまみれも

大いなる罪びとのにまみれものレビュー・感想・評価

大いなる罪びと(1949年製作の映画)
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なんか、「罪と罰」と似たモチーフだなーと思ったら、原作がドストエフスキーと知って納得!
そして、作者自身も博打中毒だったと知って「ああー、道理でものすごく実感がこもってると思った!」と腑に落ちました。

それにしても、博打で華やかな成功体験を経験してしまったあとの墜落っぷりは凄まじい。
そして、博打の途中で息絶える老婦人の凄み。

ラストは蛇足みたいな気もするけれど、ちょっと救われる感じ。