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すべてが変わった日のT2Yのレビュー・感想・評価

すべてが変わった日(2020年製作の映画)
3.4
超封建的な家庭がまかり通っていた頃のお話。アメリカなら片田舎のこのような一族まだ残ってそう。

嫌な予感が静かに、長く引っ張ってくるから気が抜けない展開で退屈しなかった。特にジェフリー・ドノヴァンの陰湿な不快感を与えてくる笑みが効果的に響く。

妻マーガレットも視点を変えるとワンマンに感じてしまう。彼女が我を通して決断したことで失ったものが大き過ぎるのでは?って思うところもあり、旦那の正義感を理解し計算されていた行動だとすれば…なんて後から考えてしまったら確かにスリラー。互いにグランマ、子孫繁栄という本能からくる孫の奪い合いという偏った見方も出来た作品。
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