松長もんど

ダーティハリーの松長もんどのレビュー・感想・評価

ダーティハリー(1971年製作の映画)
4.5
以前鑑賞した記憶はあったが、イーストウッドが格好良かった事くらいしか覚えておらず再鑑賞。

組織への反発、孤独なキャラバン刑事。同年に公開された『フレンチ・コネクション(1971)』の”ドイル刑事”にも同じにおいを感じるニューシネマ的作品。
腐った組織に静かに怒るキャラハンこと”ハリー”はどこか虚しい。己の信念を貫く彼の行動は、正義感をも超越した狂気すら感じる。

ラストシーンからの続編とは意外や意外。売れてしまったので必然か。