マツモトタクシー

大仏廻国のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

大仏廻国(2019年製作の映画)
3.4
横川寛人 監督作品

2018年に公開されたリメイク作品1934年(昭和9年)に枝正義郎監督が製作した「大仏廻国・中京編」を原作としている

枝正監督は円谷英二の師匠筋にあたる方で大仏が中京の街中や地獄を練り歩く内容で日本映画では初めて着ぐるみとミニチュアで巨大なキャラクターを表現した作品とされているので特撮の元祖になるのかも😀

幼稚、日本映画の異色篇など評価が低いが映像技術については一定の評価がされていた
当時は映画の舞台となった名古屋市では映画館が満席になるなど好評だったとか☺️🎬

しかしフィルムは残 念ながら戦災で焼失
現在は公開された当時のチラシや僅かな宣材写真のみ残っている状態だった

横川監督がゴジラ好きの友人からこの映画の存在を教えられ枝正監督の孫に連絡し許可を得てリメイクの企画が始まる
300万円の予算で内約半分をクラファンで捻出

宝田明、蛍雪次郎、佐野史郎など特撮にゆかりある方達が出演
仏像だからかアンバサダーにはみうらじゅんさん😁

久々に見る韮沢さんvs大槻教授の漫才🤣🤣


正直JMSだが失われた作品をもう一度復活させたいという熱意は「ネズラ」もそうだったけど伝わってくる😏