このレビューはネタバレを含みます
白黒映画なんか苦手だったけど、
この映画は苦がなく見れた。
ジェシー役の子役の子が、演技が上手すぎて素晴らしかった。ホアキンとの掛け合いが空間が自然で叔父と甥のぎこちない感じとか暖かみを表現されていた気がする。
大人との接し方(子ども)目線ではなく
子どもとの接し方という見方しかできなくなっている自分に映画を見ている途中で気づいた。
いつからだろう。
自分も子供の頃、言葉では伝えることが難しくて、
でも
どうにか理解して欲しくて
怒ったり、ふてくされたり、強がったり、
きっと同じことやってたのに
歳をとるにつれて
記憶が薄れて、なんでこんなことするの?って子どものことがわからなくなる。
大人になると、伝えると言うことを躊躇するようになる。
素直に態度に現したり、言葉で伝えたりすることがどんどん難しくなる。
空気を読む、場を読む、流れを読むからこそ
言えない。言わない。
これがホアキンと姉の関係をみて感じた。
サブタイトルにもなってる
君の話を聞かせて は納得。
コミュニケーションって
やっぱりすごい大事で大切なことなんだなと、
耳を傾けることを意識しようって思えた。
最高に愛おしい物語だった。