カモンカモン
多分良い映画です。
ただ断定出来なかった理由は2つあります。
１つは子育てをした事が無い事ともう１つは
以前もあった英語問題です。
字幕が限りなく正しいとは思うのですが、なんか違う気がします。
「c'mon」は「来て」
と言う意味では無かったでしょうか？
それが「先へ」と訳されている時点で違和感を感じますし
もしそう言うニュアンスであるならば自分の英語力の無さのせいで
この映画の真意を語る資格ないからです。
ただその部分を抜きにしても
この映画の良さは充分に伝わりました。
この映画には日常にある家族の問題が十二分に描かれていました。
夫婦愛、親子愛、兄弟愛などいった家族愛がテーマとなり
自分の意思や思い通りには行かない、近くにいる家族とのすれ違いや確執などが鮮明に描写されています。
また私が軽んじて書けるような内容では無いのですが
今の子供達が将来望んで事に
我々大人が何を出来るのかと言った問いに、本当に何が出来るんだろう？
未来の子供達に残せる事は何かと考えさせられてしまいました。
また子役のジェシーがめっちゃ可愛いのですが、取り扱い注意なくらい感傷的になりやすい子で
感受性が強い子供って本当に大変なんだなぁとしみじみ考えさせられました。
ただ自分には姉がいて
兄弟愛に関しては理解出来るので
あのギクシャク感とかもとってもリアルで良かったです！
題材的には過去にもあったような作品なので
目新しさまでは行かないですが
スマホを上手く使い、現代風にアレンジ出来ていたと思います！
最後に
白黒ではありますが
アメリカの色々な街並みが映りますが、どこも魅力的で今すぐ行ってみたいなぁと思える映像美と
ホアキンフェニックス他、妹役の
ギャビーホフマン、ジェシー役のウディノーマン
みんな最高の演技でした✨
地味な内容ではありますが
それも良さでは有ると思います！
とりあえずこれはもう一回鑑賞します。
