9歳の男の子としばらく疎遠だった伯父さん。伯父さんの仕事は全米の子供たちにインタビューして、若者たちの考えを聞いて回る。
モノクロの画面もストーリーもシンプルなのにめちゃくちゃに感情が揺さぶられる作品！
やっぱり日本でもアメリカでも変わらずに「母親」という存在に子供、家族、社会が問題を押しつけすぎてしまっている。
認知症の母親を介護してたヴィヴが「甘やかされた兄と理解してもらえない自分」がずっと心に引っかかっていたのが切なくて涙が出た。
どんなに愛してる自分の子供だって、やらなきゃいけない事を四六時中邪魔して意味のない言葉を喋り続けたらゾッとする。それでもやっぱり愛おしいsweetie。ジェシーが本当に可愛い顔で奇妙な設定を話すから大変さを知れた。
野菜を食べ終わってからアイスを食べなさいって言ってるのに、何度も言うことを聞こうとしない。一瞬目を離した隙にいなくなってしまう。これが毎日じゃ満身創痍なのも当たり前だよ。
だけど、ジョニーが倒れた時には冷静にリラックスする方法を教えてあげたり。他人を思いやる行動ができる。
インタビューに答える子供たちのしっかりとした意見。前もって答えを考えてるのかもしれないけど、私は自分の考えを人前でまとめて喋ることができないよ！
ジョーカーからかなり体重が増えて表情も柔らかくて。ホアキンの演技の幅に感動する。
