子どもの夢を聞くラジオジャーナリストと甥っ子との関わりを描く作品。
全編モノクロで余計な情報は一切無いといったところか。モノクロって落ち着いて観れるんだなー。
こういう作品って、二人が衝突して分かり合って、という結末を辿るのが普通だが、この作品一味違う。
もちろん多少なりとも衝突もするし、分かり合うのだが、これが映画らしくないゆっくりと進んでいく感覚だった。
実際の子育てはある時はドラマティックでもあるし、ドラマティックではない時も。
子どもと関わる難しさ、理解する楽しさ、それらをゆっくりとした感情で感じ取れる作品。
子どもたちのインタビューシーンも良かった。