バレエの踊りを観て大粒の涙が止まらない日が来るとは
初めは違和感を覚えていたあの見た目も
気づいたらあまりにも美しく見えていて
あの役を演じ切った草彅剛さんは本当にすごい方だなと尊敬した
これが最優秀主演男優賞の演技かと見せつけられた
本当に素晴らしい演技でした、草彅剛さん。
そして新人女優の服部樹咲さん。
エンドロールで(新人)と流れるまで
新人だと気づかないくらいに本当に素晴らしかった
バレエ姿も美しすぎるし
前半から中盤で
見た目の何かが変わったわけではないのに
自然と明るいオーラを発していたのは
彼女自身はもちろん、そこに加わった監督の技量だろうか
徐々に変わっていく2人の関係性と
「お母さん」になっていく姿がとても愛おしかった
とても美しい作品でした
母親の定義はなんだろうと考えさせられた
もちろん子供にとって母親というのは
土砂降りの中の唯一の屋根のようなものだけど
その屋根からは針が降ってくるなら
その屋根の下にいる必要はあるのか
だとしたら小さな傘だけど安全な方が
よっぽど居心地がいいんじゃないだろうか
凪沙(草彅剛さん)といる時の方が
圧倒的に幸せなオーラを醸し出してた
どこで選択を間違えたのだろうか
少しでも彼らが救われていたことを祈った
けど、脚本がこれなら仕方ないか、
もう少し彼らを救う脚本に出来なかったのかな
赤いヒール👠
自分を強く見せるための武器に近いものかな
世間に潰されずに1人で生きていく強い女性の象徴かな
