このレビューはネタバレを含みます
一果の肌荒れとか、りんの整っていない眉毛とか、やけにリアルだ。「なんでわたしだけ」と言いながら涙を流すシーンがグサグサと刺さったし、一果のバレエのために働くことを決意した凪沙にはハッとしたな。シーンひとつひとつに重みがあって、それぞれ人間味にあふれている気がした。
「流行ってますよね、LGBT」ってセリフこわすぎる。勉強するとか、受け入れる受け入れないは勝手にしてくださいって感じだけど、受け入れてますよ!って感じとか関わりたくないとか露骨に表現してるのこわくなっちゃうんだよなあ、なんでだろう。
もう少し丁寧に描いてくれれば、、と思う部分もあったけど、草彅剛をはじめ演技は素晴らしい。一果の踊りは最高に美しいね。