このレビューはネタバレを含みます
草彅剛演じる凪沙はトランスジェンダーで東京のショーパブで働き、性転換の費用代もかさみ、ひっそりと暮らす。
そんな中育児放棄にあっていた姉の子供
一果を養育費目当てに、預かる。
孤独の中の2人が少しづつ理解し合い
一果はバレエへ通い始める。
続けていく為の費用を補う為に、
凪沙は体を売ろうとしたり、
髪を切って男として働こうともするが
なんで私だけと葛藤する。
そんな中、実の母親が一果を引き取る。
凪沙は女になれば母親になれると、
タイで性転換手術を受ける。
直後一果を引取りに広島へ向かうが
女性になった凪沙を家族が誰も受け入れようともせず、しまいには化け物扱い。
母親に引き止められた一果は、学校を卒業したら東京へ行く約束をして
卒業した当日、凪沙の元へ向かう。
そこには部屋は雑然とし、体は化膿、目も見えなくなった凪沙の変わり果てた姿。
次の日1人で行けないから海へ連れてって欲しいとお願いする凪沙。
そこでバレエを披露してもらう中、
涙を流して凪沙は息絶える。
バレエを始める時衣装をくれたり慕った
りんの死と、その子の夢も抱え
決まっていた外国への会場へと
凪沙の服を身にまとい向かう。