うん。よく124分に収めたって感じ。
いや、内容的には全く収まりきらんのだけども。
登場人物の様々な背景と、それでも強く生きていかなければならない現実との、あまりに大きすぎるギャップ。
苦しくて、悲しくて、悔しくて。
何かを表現したい、と思う気持ちの根源には
きっとネガティブな感情から多く生まれる。
だからこそ、強く、儚く、美しい。
それが踊ることであれ、母親になること、友人、恋、なんであれ。生きたいように胸張って生きていきたい。
バレエを踊るシーンと、渋谷 慶一郎さんの
Midnight Swanという曲がとても良かった。