草彅剛さんがトランスジェンダー役をすると聞いて、是非観たい！と行ってきました。観るのを迷っている方がいたら、ぜひ観に行って下さい。観てよかったと思える映画だと思います。
ただ、今の私には少しテーマが重く、ここ最近の世の中で「死」のニュースが多い影響もあり、観ていて気持ちが重く辛くなる部分が何度かありました。重いテーマですが、生き方について考えさせられ、また出会った人次第で人は救われ、変わっていく可能性がたくさんあるんだと思えます。新人の服部樹咲さん、バレエの実力者ということでとにかく踊る姿が美しい。指の先、脚の先まで。ため息が出ました。草彅さんは、本当に素晴らしく、凪沙そのものが存在していました。出番は少ないですが水川さんの母親役も絶妙で素晴らしかった。そして渋谷慶一郎さんの音楽がまたぴったりでした。
