このレビューはネタバレを含みます
バレエものに弱いので
(初っ端からパニエがうつくしい)
画が邦画に求めてる湿度感でとても良かった
ダウナー系とは聞いてたけど話から予想してたものとやや違う方向でしんどいほうに進んだので防御しきれず
(最期っつうから持病および癌系かと)
健二の体を目にした時の母親の反応がリアルで、そこから先がほんとうにずっと痛い
どんなにそれっぽく映してても、現実の悪臭は比較にならないだろうと、今同じような状況いる少なくないであろう人々に思いを馳せるとやりきれない
ブルーのセーターにロングスカートでイチカと踊っているシーンの健二が綺麗だった
そして意外とミニシアター系の予算感だったらしく、パンフレットが制作されてなかったことに面食らった
心に残るという意味では良い映画だったけど、二度はきつい、でも色々伝わってくる作品、でした
主演の子も、お金持ちの娘役の子も、お見事でした