脚本は良く出来てるけれど、うまく纏まりすぎてて少しリアリティが足りないかなあと感じました。
被告の女の子もあれだけ深くなってしまった心の傷を負っているのに、数回公認心理士の北川景子と面談したくらいであんな晴れやかなラストにならないだろうと突っ込んでしまいました。
ただ被告を演じた芳根京子の演技は本当に本当に素晴らしかったです。
これからが本当に楽しみな役者さんです。
主演の北川景子の演技がイマイチ評判良くないですが、確かに本作品では公開処刑レベルで北川景子と芳根京子に演技力の差があると感じでしまいました。
中村倫也はイケメンでエロくて良かったです。
この作品の役柄的に北川景子よりも窪塚洋介の方が公認心理士にむいているのでは?とも思いました。
あくまでも本作品の役としてですが、窪塚洋介のカウンセリングなら受けてみたいけれど、北川景子の患者に対する話し方はイライラして自分なら心開きたくないと思いました。
公認心理士は数年前やっと国家資格化しましたが、まだまだお給料などの待遇が良くなかったり、職場によっては専門性を理解されない職業だと聞きます。
この様な映画を通じて公認心理士という職業の認知度があがるといいなと思いました。