このレビューはネタバレを含みます
人のトラウマに向き合うことで自分のトラウマを克服する話
環菜が「変な子」で片付けられてたのが、よくよく話を聞いていくと「助けて欲しかったのに傷つけられ否定されて心を閉ざした子」まで行くのが恐ろしい
由紀が真剣に向き合ってくれなかったらここまで分からなかったわけで…
・トラウマを克服しない限り人は成長できない
・人は自分の経験を人に投影してしまう
・相手を信じないと相手は心を開かない
などなど勉強になった
自己投影を表現する手法として取調べ室でガラス越しに環菜、反射で由紀の顔が重なって映るようになってた、たぶん
子供の問題は親にも原因があるけど認めようとしないの子供としては大迷惑よなあ
迦葉に恋愛感情が無かったのちょっと悲しい
お兄ちゃん察しが良すぎるし優しすぎるし海のような男
最後の疑わしきは罰せずのシーンは今回懲役になってしまった反省を生かしたのかな?
環菜の言う「まともな人間」は感情があり、それを伝えられる人間のことだと思う、だから最終的に環菜はまともな人間になれたんじゃないかな