芳根京子演じる聖山環奈がある日父親を殺害した。精神的な事由から犯行が行われたのではないかと考え、自身の心理本を出版しようと試みる北川景子演じる真壁由希が環奈と対面する所から物語は動く。
この作品は原作読んでない側からすると予告、脚本どちらも素晴らしいと思いました！が、少し食い違いがあって鑑賞後に微妙な後味になり、惜しい作品だなと感じます。
「サスペンス」として期待を膨らませる演出が予告編でされていたので、サイコパス風の容疑者が殺人事件を起こし、そこにどうやって初恋が絡んでくるかな？と鑑賞前は期待していました。
しかし始まってみると「ヒューマンドラマ」に近いのでは？と感じました。由希の初恋や男の人に対する考え方を環奈と重ね合わせ、家族との関係が少し似ていたりなど、沢山の過去が波及的に現在に繋がっている。
「サスペンス見るぞー！」て気持ちで見始めるので、途中で「これはこれで面白いけど、当初の印象と大分違うな」と感じ、「サスペンス」としては今いちかな〜と本来なら100%楽しめた所を2割減されたような…私にとってはそんな映画でした笑
ですが、全体的には普通に面白かったと思います!!
